Self Service : Gas
アメリカでは、ガソリンは自分で入れる事になる。

多くのアメリカのガイドブックを見ると、そう書かれています。 私も、そう思っていたら大間違いでした。
オレゴン州では、きちんとガソリンスタンドの店員が入れます。 自分で入れる事は法律で禁止されているそうです。 オレゴン州の他にも、他に2州くらい、自分では入れられない所が あるそうです。

ガソリンスタンドでは、屋根の部分にFullとかMiniとか書かれています。 これは、ガソリンを入れる他にも、窓を拭いたりするfull serviceの 給油場所、とか簡略したサービスの給油所、とかという意味である事は、 「地球の歩き方」とかのたいていのガイドブックに書かれています。 私は、最初にオレゴンに着いたときに、値段が安いSelfの給油所を 探し回ったのですが、あるはず無いのです。
私の勝手な解釈ですが、オレゴン州は林業で栄えているので、 火災に関して敏感なのではないでしょうか。

映画「Back to The Future」で、主人公が過去に行った直後での ガソリンスタンドの光景があります。そこに車が入ると、 「ディン・ディン」というベルがなり、店員がサッと飛び出して、 ガソリンを給油してくれたり、窓を拭いたりするシーンがあります。
今となってはセルフの給油が当たり前になってしまい、窓拭きも無いので、 それはアメリカ人が見ると、映画館でクスクスと笑う場面らしいのですが、 オレゴンでは、まだ窓を拭いてくれます。
「ディン・ディン」というベルが鳴るガソリンスタンドも、 Eugeneに行く途中 Junction Cityの99沿いにあるTexacoが そうだったと記憶しています。
日本のように「ごみ箱の中身を捨てましょうか?」とは言ってきませんがね。