忙しい中でも家族サービスは大事です。:-)
この日は Willamette River でボート乗りに行ってきました。 このところ暑い日が続きましたが、今日は幸か不幸か曇空。
まずオールの持ち方を教わりました。「なぜ片方の手で先端を持たなければいけないか?」
私はてっきり力を入れるためと思ました。 それもあると思ますが、先端を人にぶつけないためだそうです。
荷物をつんで出発です。
ボートといっても、空気でふくらませているゴムボート。 ちょっと不安ですが、川の流れはゆっくりなので子供連れでも大丈夫です。クーラーボックスにはお昼のおべんとう。 着替えの服などは、濡れないように防水加工した袋の中に詰めてくれます。
途中、牧場の牛が水を飮みに来ています。ところどころに、川岸に穴が空いていました。 ビーバー、もしくはニュートリア(Nutria)という動物の巣だそうです。 ビーバーの巣はダムだと思っていましたが、 水位が大きく変るこのWillamette川では、川岸に穴を掘って、 そこに棲息しているとの説明でした。
ニュートリアというのは、もともと南米の動物で毛皮のために 北米に連れてこられたのが、きっかけでここいらに棲息しているそうです。
またラクーンという狸のような動物の家族も見ることができました。
3つのボートで出かけたのですが、途中でつなげて川下りです。
先頭に顔が描かれた旗をたてて、オールを足に見立てた「毛虫」の出来上がりです。
大きなポンプがありました。ここで汲みあげた水を浄化して、 Corvallisの水道水として使用しているそうです。
お昼休憩の後の2度目の休憩です。 少し冷たかったのですが、昆虫採集ならぬ水の生物採集です。 子供達と一緒に川に入って水の生物を網ですくって、集めます。 メダカ、オタマジャクシのようなもの、 アサリのような貝、タニシのような貝など、沢山いました。
単なる川下りというよりも、「自然を学ぶ」というもので、 ボートから見える鳥の巣や、地形の変化などを教えてくれます。 とても楽しかったです。
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Last modified: Sun Jul 2 03:43:14 -0700 2000