アメリカで、一般的な支払方法について教えてください。
アメリカでは大別して、下記の4つの支払方法があります。
  1. 現金
  2. Debitカード
  3. パーソナルチェック
  4. クレジット・カード
下記にそれぞれの使い方、特徴を説明します。

現金
カードを持っていれば、 日本と違い$20も財布に入っていれば困りませんね。
$20以上の紙幣は滅多に見ないので、お店で渡すとビックリされます。 特に$50札は、5という数字が2と似ているのと、 お店でも普段は$20札しか受け取らないので、 間違えられる可能性が大きいそうです。

Debitカード
最近日本でも実験していますが、 クレジットカードと現金の中間のような位置です。 クレジットカードが1ヶ月後に引き落とされるのに対して、 Debitは即時決済で手数料は無しです。 買物時にお店が銀行残高を調べるので、 口座に預金が無ければ使用できません。 私は10ドル前後でも、Debitを使っています。 ATMでの引出しに使うだけでなく、買物時、 購入代金に上乗せして現金をお店のレジで受け取る事にも使えます。 これは便利です。

パーソナルチェック
以前はパーソナルチェックを良く書きましたが、 最近では普段の買物はDebitカードを使う事が殆どです。 パーソナルチェックは、 公共料金の支払を郵送するときに利用する程度になってしまいました。 後はたまにDebitのシステムを導入していないお店への支払いに使います。

クレジットカード
クレジットカードも勿論あるのですが、 こちらは月賦で買うようなときに利用するのが主目的のようです。 日本同様に翌月に一括で支払うときは、手数料は無しです。 でもDebitがあるので、車とか家とか高額の商品を買うのでなければ、 あまり利用価値は低いとも言えます。 唯一と思える、滞在者にとっての利用価値はレンタカーを借りる際の、 担保としての利用だと思います。 更に短期滞在者にとっての問題は、 アメリカでクレジットカードを新たに作るのは、 クレジット・ヒストリーと呼ばれる、 過去に遅滞なく支払っている事の証明が必要なので、 結構面倒だと言う事です。

どの銀行が良いですか?
銀行間で利率や手数料が異なるので、各自調べるのが原則です。 私の周りでは、OSU Federal Credit Unionを利用している方が多いです。

自宅でテレフォンバンキングできますか?
日本ではまだ一般的でないと思いますが、 アメリカの多くの銀行でできます。
OSU Federal Credit Unionの例ですが、 自宅のコンピュータで残高照会や、 自分の口座間のトランスファーもできます。 Webサイトからは、セキュリティ上まだ無理のようです。

テレフォンバンキングはどうやるのですか?
詳しくは窓口で接続方法を貰ってください。
以下はOSU FCUでの例です。
ターミナルソフトで直接、接続します。 Macなら、J-Termなどのフリーソフト、Windows95なら Windows95付属の「ハイパーターミナル」で接続できます。 OSU FCUの窓口に行けば、Personal branchというサービス名で ブローシャーがあると思います。 それを見れば、設定方法が細かく乗っています。

日本に送金するにはどうするの?
OSU FCUでは直接送金できません。手数料として$10で別の銀行に渡されます。そこでも手数料が発生して。でもUS-Bankでは$25と言われました。
City Bankの口座を日本で作ってこようと思いますが・・・
現在のところCity Bankはオレゴン州Portlandでさえも支店はありません。もちろんCityに口座を作ってきても構いません。ただしATMでの現金引き降ろしは頻繁に発生するので、たとえCity Bankなどの大銀行に口座を持っていても、地元の銀行や、Credit Unionにも口座が必要となると想像できます。